TOPめざす!プログラムの目標
静岡家庭医養成プログラム(SFM)は、静岡県内を中心とする19の病院で研修を行なっており、研修に最適な施設を選んで研修・指導を受けられる体制が整っています。
当プログラムでは、以下のような総合診療医となることをめざしています。
家族ぐるみのかかりつけ医(家庭医)として、
全科診療(子ども・成人・女性・高齢者のケアを含む)ができる。
患者中心の医療の方法論を
ふまえた診療ができる。
患者・家族の人生に寄り添う
在宅ケア・在宅ホスピスができる。
グループ診療、協同学習、
多職種協働のチーム医療ができる。
長期的な観点から全ての年齢に応じた
ヘルスメンテナンスができる。
家庭医療学の発展のために
リサーチマインドを持って研鑽できる。
(参考)
菊川市家庭医療センターの場合R2年
男性45.8%、女性54.2% 高齢者の割合が高く、65歳以上が59.2%を占める 。そのうち後期高齢者である75歳以上は37.0%
R2年
専攻医1年目から所属クリニックで外来診療(半日/週)があります。2年目以降は少しずつ外来枠が増えていきます。4年間同じクリニックで外来診療を行えるため患者さん・家族・地域と継続性のある深い関わりができます。生活習慣病・認知症などの定期外来のほか、発熱外来、予防接種、乳幼児健診などなんでも診ます。指導医によるプリセプティング、夕方の振り返り、年に数回のビデオレビューなど専攻医のためのバックアップ・指導体制が充実しています。
専攻医2年目から訪問診療が始まります。 訪問診療には看護師と指導医も同行します。
家庭医療センターでは年齢を問わず患者様の健康問題にも、小児期においては感冒などの日常診療から予防接種、乳児期健康診断などの予防医療にも対応しております。
家庭医療センターでは妊産婦、更年期女性の健康問題など女性特有の医療にも対応しております。
4年の研修期間中に菊川病院産婦人科でブロック研修を行い、分娩立ち合い、新生児蘇生、ホルモン補充療法などの治療を経験・研鑽します。
希望する専攻医は静岡家庭医養成プログラムと海外の提携医療機関であるアメリカ合衆国ミシガン大学での家庭医療研修を2週間行います。
木曜日の午後にはレクチャーやセミナー、ワークショップを開催しています。レジデント、指導医のみならず、多職種での学習会も行います。また、気づきや学びを深めるため、ポートフォリオの検討や振り返りをレジデント全員で行います。