☆GRダイジェスト☆
専攻医E先生
不眠の非薬物療法についての振り返りでした。
少し分かりにくい不眠への非薬物的アプローチを整理し、改めて体系的に学ぶことができました。
また、患者さんの不眠の改善だけではなく、医療職自身の睡眠改善も見直し、医療スタッフ側のウェルビーイングの改善にも寄与した症例でした。私たち専攻医も健康面に気をつけながら研修をしていきたいと思いました。
専攻医M先生
在宅へのケア移行・多職種連携についての振り返りでした。
患者さんの病棟から在宅療養への切り替えを、多職種と共に連携できた症例でした。
多職種連携には、コミュニケーションが最も大切で、相手を意識した情報提供を心がけることが大切と考察しました。
また、患者さんのこれまでの人生や家族関係などを知り、それを引き継いで行くことも、ケア移行には重要であることを学びました。
専攻医K先生
患者さんの希望と更なる治療の医学的適応について、揺れ動く専攻医の気持ちを代弁したような振り返りでした。
患者さんと共同で意思決定をしていくことは不可欠で、患者さんへの今後の病状について、どのようにすれば患者さんらしい選択を共有して決めていけるのか、様々なモデルをもとに考察をされていました。悪い知らせを伝えるSPIKESモデルや感情に対応するNURSE、治療のゴールを決めるREMAPなど、具体的な手法の提示は、明日からの診療で役立つ情報ばかりでした。