8月10日にGRを行いました。
ファミラボの宮本先生、河田先生をお招きして、家族志向のプライマリケアの講義をしていただきました。また専攻医の振り返りもありました。
【振り返り O先生】
学生・研修医むけの家庭医療学夏期セミナーで行う「Youはどうして病院へ~患者中心の医療の方法で考える外国人診療」のレクチャーの予演会を行いました。
患者中心の医療の方法の複雑な図を、「患者の訴えを聞く」、「背景・環境を知る」、「ゴール、意思決定をする」を三つに分けてわかりやすく伝わるように一つ一つ丁寧に説明していました。
本番もうまくいくと良いですね。
【SPレクチャー】
「現場で使おう!家族志向のケアの面接技術」
◎亀田ファミリークリニック
河田先生◎
河田先生より個人面接の方法を講義していただきました。自分が関わることで、その方が変わり、そうすることで、家族患者関係も変わる。患者が悪くなると、家族も悪くなるという円環状態にアプローチできるのは面白いなと思いました。
グループワークを通して感情面で共感等のことばかけ、認知面でリフレーミング・一般化を学びました。とても面白かったです。
◎ひまわりクリニック
宮本先生◎
宮本先生から個人面接より難しいとされる家族カンファレンスを学びました。
家族カンファレンスを開催する際の秘訣、実践する際の秘訣、家庭内暴力がある時はエスカレートする可能性があるためやらないほうがよい、座席の座り方など観察ポイントと学びがたくさんありました。
実際に、父の介護に困っている患者と患者の夫の夫婦の家族カンファレンスのシナリオを通して、役を振りながらして、医師としての立ち振る舞いや、患者としてどう思うか、夫としてどう思うかをみることができて、とても楽しかったです。
明日から使える考え方や方法がたくさんあり、家族カンファレンスの実践家から講義いただいてとても良かったです。