9/28に行われましたGRの専攻医の振り返りの様子をお伝えします。
今回のGRは専攻医3年目の3人の先生方から振り返り発表がありました。
なんといずれも苗字がYで始まりますので3人ともY先生となっております。
住職かつサーファーのY先生が振り返ったのは、神経性食思不振症とうつ病を背景に自殺未遂を繰り返す女性の症例です。
多方面からのアプローチにもかかわらず、やはりとても困難な症例だったようです。
最終的に入院につなげることができたこの症例について振り返りました。
自殺リスクを抱える患者さんの最後の砦になることもあるプライマリケアで、患者さんとの接し方や、どのようにアプローチしていくべきか、大変勉強になりました。
静岡家庭医養成プログラムでは、後期研修期間中に研究プロジェクトを進めていきます。クリスチャンな専攻医Y先生による、JAGES研究を分析して課題を探していく研究の準備段階について振り返りをしてくれました。
自動車や自転車運転の中止と要介護認定の関係、というデータはとても興味深いですね…
最後に、家庭医療クリニックでは小児・成人の発達についての相談を受けることも多く、将来継承開業を考えているY先生が、小児科研修で得た発達についての学びを共有してくれました。
制度の問題や、どのような資源を活用できるかなど、まだまだ学ぶことがたくさんありそうです…
GRでは毎回、専攻医のみなさんの振り返り発表があり、お互いに学びを深めております!
ご興味のある方は是非、見学会にいらしてください。