10月12日に森町家庭医療クリニックにてGRが開催されました。
今回は専攻医3名の振り返りがありましたので、ご紹介いたします。
振り返りタイトル①:僻地医療機関のカルテレビューを通して〜みんなどこからやってくる?〜
学び:
6ヶ月間研修をしていた僻地病院で感じた違和感を言語化して発表してくれました。
人口が少なく受診できる医療機関も少ないにも関わらず過去の受診歴がない初診患者さんは、一体どこから受診したのか、カルテレビューを通して出身地、受診理由などの情報も分析し仮説を立てておりました。
今後、診療情報録等のデータベースを利用した研究にどうつなげていけるのか楽しみですね!
今後の活動を期待しております!
振り返りタイトル②:COVID-19に罹患して〜人生の目標は?〜
学び:
専攻医自身がCOVID-19に罹患し自宅療養をする中で生まれたひとり時間で、普段熟考することの少ない『人生の幸福 well-being』について、大リーガー大谷翔平選手が高校生の際に作成したマンダラチャートを参考にしながら、幸福の構成要素を分析し具体的な行動計画につなげるセルフワークの様子を共有してくれました!
各々が自分の人生で成し遂げたい目標について思いを馳せる時間になったのではないでしょうか。
振り返りタイトル③:外国人診療〜やさしい日本語教室(医療編)〜
学び:
兼ねてから問題意識のあった外国人診療に関して、今回医療機関の受診までの障壁を是正すべく開催されたやさしい日本語教室での活動を報告してくれました。
丁寧語、謙譲語、オノマトペは避けるなど日本語でも伝え方の工夫をすることによりコミュニケーションを図るコツを伝授してくれました!
地域活動を通して行政やボランティア団体など様々なつながりが生まれている様子がまさに地域志向のプライマリケアの実践家でした。
今後更にどういった活動に発展していくのか楽しみですね!